【社会人野球】都市対抗への熱き意気込み…法大野球部OB会が激励会開催
「法政勢が引っ張っていきたい」
明治安田は最多6人が出席。森龍馬主将(日大三高)は「昨年は初戦突破。今年は2勝以上できるように、法政勢が引っ張っていきたいです」と意気込みを語った。 22年以来の都市対抗制覇を狙うENEOS・安本竜二(静岡高)は「絶対に勝ちます」と話した。21年に黒獅子旗を手にした東京ガスは、今季から植山幸亮(PL学園高)がコーチに就任。三菱ふそう川崎時代は05年の都市対抗で橋戸賞を受賞した実績があり、同社の休部に伴い東京ガスへ移籍し、5年プレーした。社業10年を経て現場復帰。「新人の内海貴斗(横浜高)が打てば、勝ち上がれる。現段階では先発できるか、ギリギリのラインですが、勢いに乗ったら止められない」と期待を込めた。 15年連続出場のJR東日本・石川修平コーチ(小山西高)は「東京ドームでプレーできることに感謝したい」としみじみと語った。三菱重工Eastに補強された東芝・齊藤大輝(横浜高)は「法政の先輩、同期、後輩に負けないようにしたい」と、大卒2年目のプロ解禁年で、ドラフトへのアピールを固く誓った。 日本生命・廣本拓也コーチ(浪速高)は就任2年目。現役時代は15年に社会人ベストナイン、19年には首位打者賞を受賞するなど、多くの実績を残してきた。1回戦では法大出身の澤村幸明監督(熊本工高)が指揮する日本通運と対戦。「一戦必勝」を胸に戦っていく。 出場チーム関係者にとって、強固な縦と横のつながりを実感し、英気を養う貴重な場となった。応援されているという現実を、あらためて感じた。従業員の士気高揚、地域活性化のため、東京ドームで全力プレーを展開していく。 文=岡本朋祐
週刊ベースボール