「低カロリー」なのにおいしい! 冬に飲みたいカクテル3選【レシピ紹介】
ホリデーシーズンの喜び。身体を温める一杯。暖炉の前で楽しむお宝...。どんな言葉で冬のカクテルを表現しても、共通しているのは「シンプルでおいしい」という点だ。 【写真】アーモンドミルクを使った変わり種のカクテルも。低カロリーで楽しめる冬のカクテルレシピ そこで、アメリカ各地の素晴らしいバーテンダーたちの助けを借りて、冬におすすめのカクテルのリストを用意した。これらは手間をかけずに作れて、風味も抜群。それだけではなく、大半のカクテルは一般的なものに比べてカロリーや砂糖の量が少ない点も魅力だ。 1人分のレシピが紹介されている場合は、人数に合わせて量を増やせばいい。この冬は友人や恋人と一緒に、みんなでカクテルを作って楽しんでみるのもいいだろう。
イージー・ウイスキーサワー
ウイスキーサワーはシンプルなカクテルだ。ニューヨーク州グランドアディロンダックホテル内のバー「マーシー」のリードバーテンダー、ジャスティン・ワチョウスキー氏はこう話す。「赤ワインのフロート(上にそっと注ぐ仕上げ)を省略しないで。それがこのカクテル全体を引き締めてくれるから」 ◇作り方: ①シェイカーに氷を入れ、バーボン60ml、レモン果汁30ml、シンプルシロップ(砂糖と水に溶かしたもの)30mlを加え、しっかりでシェイクする。 ②ロックグラスに大きな氷を入れ、シェイクした液体を濾(こ)して注ぐ。 ③その上から辛口の赤ワイン30mlをそっと注ぎ、ワインフロートを作る。 ④仕上げにお好みでマラスキーノチェリーを飾れば完成する。
ドライ・ホットトディ
バーテンダーたちは通常、ウイスキーやバーボンといったブラウンリカー(茶色い蒸留酒)を使用して、この温かいカクテルのベースを作る。 しかし、あえて「Seir Hill Biscane(ノンアルコールラム)を選ぶのもありだ。そのモラセス(糖蜜)やキャラメルの風味が特徴的だから」と、テキサス州ワイリーにあるゼロプルーフサルーン(ノンアルコール飲料を専門に提供する酒場)「ノーブル エクスペリメント」のバーマネージャーであるエヴァ・ホーナー氏は語る。「暖炉のそばでゆっくり飲むのにぴったりの一杯だね」 ◇作り方: ①トディグラス(取っ手付きのガラス製の器)または耐熱マグカップに、Seir Hill Biscaneを30ml、はちみつ大さじ1、新鮮なレモン果汁小さじ2、熱々のアップルサイダー60mlを入れる。 ②はちみつが完全に溶けるまで混ぜた後、必要に応じてさらにホットのアップルサイダーを加える。 ③お好みでレモンウェッジまたは輪切り、そしてシナモンスティックを飾れば完成する。