瀬戸大也「素晴らしい夢の舞台で全力で戦えた」 競泳男子200m個人メドレーで7位も笑顔で感謝
◇パリオリンピック2024 競泳 男子200m個人メドレー決勝(大会8日目=日本時間3日、ラデファンス・アリーナ) 【画像】笑顔のレオン・マルシャン選手 今大会では4冠を達成 競泳・男子200m個人メドレー決勝に出場した瀬戸大也選手が1分57秒21で7位。2016年リオオリンピック以来のメダル獲得はなりませんでした。 レース後、笑顔でインタビューに応じた瀬戸選手は「タイムが準決よりも落としてしまった。でも素晴らしいメンバーの中で全力で泳げました」と清々(すがすが)しい表情を見せました。 試合前には一礼してレースに臨んだ瀬戸選手。得意の平泳ぎで勝負するプランを立てていましたが、ラスト50mの自由形で力及ばず。「この場に立てていることに感謝して(お辞儀した)。メダルをとりたかったですけど、最後はタイム落としてしまい、やはり6秒0(1分56秒00)がメダルラインだったらいけたんじゃないかなと思うと、全体的にうまく泳げなかったですね」と振り返りました。 レース後には今大会4冠を達成したフランスのレオン・マルシャン選手と抱擁を交わし、「素晴らしい選手、レオンはそのものだと思いますし、自分はこの試合で自己ベストを出したかったんですけど、(個人メドレーの)200も400も全然及ばずということで、でもこの素晴らしい自分の夢の舞台で全力で戦わせてもらえたことに感謝して、みなさんの応援だったり、サポートに本当に感謝したいと思います。ありがとうございました」と率直な思いを語りました。 最後には無冠に終わった今大会について、「非常に有意義な時間を過ごせたと思います。あとは全力で応援したい。残りのオリンピック自分も楽しみたいと思います」と話しました。