盛り土を巡っては開会中の県議会でも、県の対策について質疑が上がりました。 ●曳田卓県議： 「県当局は今までの盛り土対策の効果及び課題をどのように認識しているのか」 　これに対し鈴木知事は、１０月末時点で６６件の不適切盛り土が是正されるなど、一定の効果があったとした上で、２０２５年５月に盛土規制法の運用が始まるのに合わせ、県の盛り土規制条例を改正する考えを改めて示しました。 ●鈴木知事： 「災害防止の規制は条例よりも厳しい盛り土規制法にゆだねることとし、盛り土条例は生活環境の保全を目的とした条例に改正する方針です」 　県は、規制法と重なる内容を削除する形で条例を改正する方針で、２０２５年２月の県議会に条例案を提出する　準備を進めています。