このシャツ着てると「できるな感」がすごい!イケオジが好んで使う上等テクニックをご紹介します。
いわばスイカに塩をひと振りするってことです!
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第111回目は「シャンブレーシャツ」。オールドマネースタイルが注目される中、意外なキーアイテムがコレなんです! 干場編集長おすすめのシャンブレーシャツの画像はこちら! 最新のファッショントレンドとして注目を集めるオールドマネースタイル。オールドマネーとは、古くからのお金持ち、すなわち由緒正しいお家柄の人が好むスタイルのこと。上質な素材、シンプルなデザイン、エレガントな雰囲気を備えた着こなしのことですが、干場編集長はそこに合わせるアイテムとしてシャンブレーシャツをオススメします。 「シンプルで品良いと聞くと、無地でプレーンなシャツを思い浮かべると思います。でも、全身をそれでまとめてしまうと、正直コーディネートとしては退屈。色落ちしたインディゴカラーのシャンブレーシャツを合わせることでメリハリが生まれ、むしろ品の良さが引き立つんです」 シャンブレーといえば、ワークシャツに使われる生地の定番。無骨なイメージが強いとあって、それがオールドマネースタイルのアクセントになるというわけ。 「ジャケパンスタイルに合わせた場合、シャンブレーシャツが抜け感を演出してくれます。そこから漂う大人の遊び心や余裕がミソなんです」 甘さを引き立てるために塩をひとつまみ入れるのは、料理の常套手段。オシャレに見せるには、ギャップや抜け感を上手く取り入れるのがポイントですよ。
Brunello Cucinelli / ブルネロ クチネリ
あくまで品良く、でもただの良い子で終わらない! ネイビーのジャケットに白パンツ、足元はベージュスエードのローファーと、時代を問わない最強上品ジャケパンコーデ。サックスブルーのポプリンシャツでも悪くはありませんが、お定まり過ぎて退屈な印象に。 「薄く色落ちしたシャンブレーシャツを合わせることで、上品な中にもオトコらしい雰囲気がプラスされます。色落ちがコーデにひとクセ与えてくれるからです」
干場編集長のアドバイス(1)「ジャケット」
色柄はベーシックでも、素材に一家言あり オールドマネースタイルの極意は、とにかく上質さにこだわること。 「ネイビーの無地ジャケットは定番中の定番ですが、コチラは素材がカシミア。上質感たっぷりな風合いが、あくまで上品なリッチ感を匂わせてくれます」