大麻密輸容疑で稲川会系幹部再逮捕 4.9億円相当に関与か 警視庁など
大麻を密輸したとして、警視庁と千葉、神奈川両県警の合同捜査本部は30日までに、大麻取締法違反(営利目的輸入)容疑で、指定暴力団稲川会系組幹部、大岩正延容疑者(55)=千葉市中央区栄町=を再逮捕した。 同庁薬物銃器対策課は認否を明らかにしていない。 捜査本部は昨年12月~今年4月、海外から密輸された大麻約38.6キロやMDMA約1万5000錠など末端価格4億9700万円相当の違法薬物を押収。いずれも大岩容疑者が中心的な役割を担った可能性があるとみて、組織の実態解明を進める。