iDeCoで資産残高1400万円に達した投資家にインタビュー!初心者は「はじめの1年目」は何をすべきか
2024年は新NISAに注目が集まり、初めて口座開設をした人もいたのではないでしょうか。 ◆【写真全5枚】Rさん(40代・男性・会社員)の資産状況、後半ではiDeCoの仕組みや3つの税制優遇もご紹介 2025年から新NISAと同様に、非課税枠のあるiDeCoにも注目が集まると思われます。 「本当に得するの?」「結局、儲かるの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。 今回は、iDeCoで運用した結果、2024年12月25日時点で運用資産残高1400万円を突破(下記画像)したRさん(40代・男性・会社員)に、iDeCo初心者はどのように運用をスタートすればよいか、気になることをインタビューしました。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
Q1.スタートする前に、どのような情報収集をしましたか?
ー iDeCoをスタートする前にどのような情報集をしていましたか iDecoを始めるためには、まずどの運営管理機関が良いかを決めなくてはいけません。 運営管理機関を選ぶ上で、運用商品のラインナップを参考にすることも大切ですが、私は維持手数料が安いことを優先して探しました。長期投資になるので、手数料はできるだけ抑えておきたいと考えたためです。 結果、手数料が安いのはやはりネット証券だなと確信したので、ネット証券で口座開設することにしました。
Q2. iDeCo初心者が最初の1年間で意識すべきポイントは何でしょうか?
ー iDeCo初心者は最初の1年間、何を意識すべきでしょうか? 個人的な意見ではありますが、3点あります。 ●1. インデックスファンドからスタートする iDeCoを始めたばかりの人には、まずはインデックスファンドを選んでほしいですね。運用コストが低く、複雑な運用知識がなくても取り組みやすいのが特徴です。 まずはインデックスファンドを選び、資産運用に慣れることから始めましょう。運用商品を選ぶ際は、一つに絞らず、気になった商品をいくつか購入してみましょう。 ・インデックスファンドとは 投資信託は運用方法により、パッシブ型とアクティブ型の2つのタイプに分けることができます。値動きの傾向等に違いがあるため、理解した上で、自分のリスク許容度や資産計画をもとに、選びましょう。 パッシブ型 市場平均(日経平均株価など)と同じ動きを目指す運用方法です。インデックス運用とも言われます。専門家の手間が少ないので手数料(信託報酬)が低く抑えられている投資信託が多いようです。 アクティブ型 市場平均(日経平均株価など)を上回る収益を目指す運用方法です。しかし、必ずしも市場平均を上回る利益が約束されているわけではありません。 ●2. 毎月パフォーマンスを確認する 購入後は毎月パフォーマンスを確認し、それぞれの商品がどのように動いているかを把握しましょう。 市場変動への反応や成長性などの「癖」をつかむことで、次のステップに進むための知識が深まります。 ●3. 徐々に商品を絞り込む 最初から1つの商品に集中する必要はありません。複数の商品を試しながら、自分に合ったファンドを見つけ、少しずつ選択肢を絞り込んでいきましょう。 運用経験を積むことで、自然と自分に最適な商品が見えてくるはずです。