<頑張れ!只見・’22センバツ>町がネット募金始める 目標500万円 町外からも支援の声 /福島
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する只見を支援するため、只見町は4日、ふるさと納税制度を活用した「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)を始めた。3月31日まで。目標の寄付金額は500万円。 プロジェクト名は「『小さな学校の大きな可能性への挑戦』 甲子園出場を決めた只見高校を応援したい!」。返礼品はないが、通常のふるさと納税と同様、次年度の所得控除の対象になる。4日午後5時現在、22人から計29万9000円の寄付があった。 GCFは、自治体が関心や共感を呼ぶプロジェクトを始める際に広く資金を調達する仕組み。トラストバンク(東京)運営のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」で寄付を受け付ける。 町によると、1月28日のセンバツ出場決定後、町外から多数の募金の問い合わせや申し出があり、町と関わりのない人からも「困難な環境で練習している野球部の支援がしたい」と声をかけられているという。 渡部勇夫町長は「町では甲子園出場をきっかけに、ご支援をいただきながら只見高をはじめ、子どもたちの教育を支える取り組みを一層進めていく」とコメントを出した。 URLはhttps://www.furusato-tax.jp/gcf/1604。問い合わせは同町地域創生課(0241・82・5220)。【三浦研吾】