こんな使い方もあったんだ!?人気料理家・藤井恵さんの「ごぼう」使い切りレシピ【歯触りをよくする切り方も】

きんぴらやけんちん汁など和食に大活躍のごぼうですが、中途半端に余らせてしまうと気づいたら冷蔵庫の片隅で萎びていることも...。そこで今回は、いつもと違ったきんぴらやパスタで1本丸ごと使うレシピや3本使った作り置きなど、ごぼうを無駄なく活用するレシピをご紹介します！ 【写真を見る】ごぼうの香りときのこのうまみでご飯がすすむ！「ごぼうときのこの塩きんぴら」 ▶︎教えてくれたのは 藤井恵さん 料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、現在、テレビや雑誌、書籍などで活躍中。素材の持ち味を生かした、シンプルでいて工夫のあるレシピに定評がある。 ■ごぼうのカルボナーラ ごぼうの力強い味わいは、濃厚な卵＆チーズと最高の相性 【材料・2人分】 ごぼう...1本（約100ｇ） ベーコン...4枚 ■卵液＜混ぜる＞ ∟溶き卵...3個分 ∟粉チーズ...大さじ3 ∟牛乳...1/4カップ にんにくのみじん切り...2片分 スパゲッティ...150ｇ 塩　オリーブ油　粗びき黒こしょう 【作り方】 1．ごぼうはたわしでよくこすり、斜め薄切りにしてから細切りにする。ベーコンは細切りにする。鍋に水1.5L、塩大さじ1を入れて沸かし、スパゲッティを袋の表示より1分短くゆで始める。 2．フライパンにオリーブ油大さじ1/2を中火で熱し、ごぼうを入れて強火で炒める。しんなりとしたらベーコン、にんにくを加えて中火にし、にんにくが少し色づくまで炒める。いったん、絞ったぬれぶきんの上にフライパンをのせ、粗熱をとる。 3．スパゲッティがゆで上がったら、ざるにあけて湯をきり、2に加えて混ぜる。弱火にかけ、卵液を加え、とろみがつくまで3～4分絶えず混ぜる。器に盛り、こしょう適量をふる。 （1人分642kcal、塩分2.8ｇ　レシピ考案／藤井恵） ■ごぼうときのこの塩きんぴら ごぼうの香りときのこのうまみが生きる、シンプルな塩味が新鮮！ 【作り方】 ごぼうは斜め薄切りにしてから細切りし、しめじはほぐす。フライパンにごま油を中火で熱し、ごぼうを入れて炒め、しんなりとしたらしめじ、赤とうがらしを加える。油がまわったら、塩小さじ1/3、酒、みりん各大さじ1を加え、汁けがなくなるまで炒める。 （1人分77kcal、塩分1.0ｇ　レシピ考案／藤井恵） ■牛ごぼうのしぐれ煮 しょうが風味の甘辛味で、ご飯のお供にもってこい 【作り方】 ごぼうは斜め薄切りにしてから細切りにする。鍋にひき肉、しょうが、酒大さじ2を入れ、混ぜながら中火にかける。パラパラになって肉の色が変わったら、ごぼうと煮汁の材料を加え、汁けがなくなるまで炒め煮にする。 （1/6量で178kcal、塩分1.2ｇ　レシピ考案／藤井恵） 【3～4日間冷蔵保存OK】 ＊　＊　＊ ごぼうは、斜め薄切りにしてから細切りにするとベストな歯触りに！ぜひ試してみてくださいね。 レシピ考案／藤井恵　撮影／木村拓　スタイリング／佐々木カナコ　編集協力／singt　栄養計算／スタジオ食 文＝徳永陽子