気持ちを入れ直した新山響平、11月の競輪祭へ大事な戦いが続く「弱いところを見せないように」/共同通信社杯競輪
宇都宮競輪の「共同通信社杯競輪(G2)」は15日、3日目を開催。6Rの選抜に出場した新山響平(30歳・青森=107期) に話を聞いた。 新山響平は初日、いきなり太田海也や松井宏佑と対峙すると、見せ場をつくれず9着と大敗しまさかの一次予選敗退となった。「作戦を立てる段階から弱気だったし、気持ちで負けていた」と悔しがったが、2日目は大カマシで快勝、3日目も落ち着いた立ち回りで渡部幸訓とワンツーを決めて面目を保った。 「今日は突っ張るつもりだったけど、ダッシュの感覚が悪くて(石塚輪太郎に)体半分出られてしまった。少し重いしボーっとするところもあった。自転車(との一体感)も少し物足りないし修正してみます。ただ、思ったよりも最後はバタバタしなかったし、ラインに差されての2着だし悪くはないのかな」 このあとは26日に開幕する地元記念、そして来月の寬仁親王牌、11月の競輪祭と大事な戦いが続く。 「弱いところを見せないように。気持ちを入れて頑張りたい」 最終日も持ち味を発揮して結果を出し、勝負の最終盤へと突入していく。(netkeirin特派員)