「HAPPYEND」メインビジュアル

「Ryuichi Sakamoto | Opus」などで知られる空音央の長編劇映画デビュー作「HAPPYEND」のメインビジュアルが到着。30秒予告もYouTubeで公開された。 【動画】「HAPPYEND」予告編 決して遠くはない未来を舞台とした本作は、幼なじみの大親友ユウタとコウを軸に友情の危うさを描いた青春映画。高校3年のある晩、2人は学校にこっそり忍び込み、そこでユウタがとんでもないいたずらを思い付く。翌日いたずらを発見した校長は激高。四六時中生徒を監視するAIシステムを学校に導入する騒ぎにまで発展する。この出来事をきっかけに、大学進学を控えるコウは自らの将来やアイデンティティについて深く考えるように。変わらず楽しいことだけをしていたいユウタとの関係は次第にぎくしゃくし始める。主人公のユウタとコウをオーディションで抜擢された栗原颯人と日高由起刀がそれぞれ演じ、スクリーンデビューを果たした。 予告冒頭には、校庭の中庭に黄色い車が直立する様子を収録。ニヤニヤ笑うユウタのそばで、コウはどこか戸惑った表情を見せる。その後「世界は変わる、僕らも変わる」というナレーションとともにすれ違いを予感させるようなユウタとコウの姿が映し出されていく。 メインビジュアルには学生服と着ているコウと私服姿のユウタが歩道橋の上で向き合う姿をデザイン。「世界は変わっていくんだよ」というコピーが添えられた。 「HAPPYEND」は10月4日に東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。林裕太、シナ・ペン、ARAZI、祷キララ、中島歩、矢作マサル、PUSHIM、渡辺真起子、佐野史郎らもキャストに名を連ねた。なお本作は第81回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されている。 (c) 2024 Music Research Club LLC