ついに地上波復帰「渡部建」 スキャンダル前より芸人らしくなっていたのは息子の「仕事何やってんの?」の言葉
ついに地上波に復帰した。6月21日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に生出演を果たしたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(51)。終始高いテンションで約1時間の生放送をしゃべり倒し、共演者からのいじりにも軽快な返しをしていた。 【写真】奇跡の36歳?妻の佐々木希の美白ショットはこちら 2020年6月に複数女性との不倫が週刊誌で報じられ芸能活動を自粛し、22年2月に芸能活動を再開したが、同番組が復帰後初の地上波テレビ生番組への出演となった。 そんな渡部だが、復帰に対してはこれまでさまざまな意見がSNSなどで飛び交った。今回のテレビ出演に対しても、「奥さんの佐々木希さんとお子さんのためにも頑張ってほしい」「公共の電波では見たくない」など、相変わらず賛否の声が見受けられたが、最近は、千葉テレビの冠バラエティー番組「白黒アンジャッシュ」の他、ABEMAの番組にもたびたび出演しており、着々と復帰しつつある。 5月24日に放送された「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)では、「あのグルメ王W氏」として黒塗りのシルエットで登場。番組では「世間をあまり刺激しないようにVTRではW氏という呼び方になってしまうが久々に彼にオファーしてみた」と説明された。これに渡部は「私ごときで良いならば」と、受諾したという。テレビ露出も多くなってきた印象があるが、今後、本格復帰となるのだろうか。
■謹慎前よりも面白さが倍増 「復帰後は、あえて騒動をイジってもらい、それを自虐するというスタイルに芸風も変化させています。1月に配信された、ABEMA『チャンスの時間』では高級腕時計をつけて食レポを行うという企画に出演。食レポがスタートすると、渡部は『僕の大好きな食レポを頑張ります!』とわざと高級時計を装着した左腕でガッツポーズ。その後も、『僕のパテック・フィリップのカラトラバが300万円なので』と、自身の高級腕時計と比べてお弁当の安さをアピールしたり、利き手と違う左手で箸を持ち、時計を見せつけながら食レポを行ったりして、笑いを誘っていました。視聴者コメントには『謹慎前よりも面白さが倍増してる』など評価する声もありました。騒動をへて、あえて“いやみな言動”が一周回って面白くなるという独特の笑いも確立しつつあり、芸人としての仕事も増えるかもしれません」(テレビ情報誌の編集者) もともと、食に関する豊富な知識やプレゼン力は高い渡部だが、騒動前よりも今のほうが芸人的な立ち振る舞いはうまくなっているように見える。 また芸風だけでなく、私生活にも変化が起きているようだ。「Yahoo!ニュースオリジナル」(23年2月21日配信)では、騒動前は仕事ばかりしていたが、現在は、土日は休んで家族と過ごしているとを明かしていた。活動自粛してからは妻の佐々木が働き、ワンオペ育児も経験。騒動前のペースで働いていたら、子どもの成長に寄り添えなかったので、息子と毎日2人きりでいられた時間は自身にとってありがたいものになったと告白していた。また、この数年間で「感謝の気持ち」を学び、迷惑をかけた相手にはとにかく一生謝ろう、手を差し伸べてくれた人のために尽くそうという目標ができたとも語っていた。騒動をへて私生活が充実したことで、思考も前向きになったのかもしれない。