「急に月収700万円に!金銭感覚がおかしくなって…」小野真弓が高級品を買い続けて知った「お金の価値」
「100万円あったら何に使おうかな?」。売れない時代にそんな想像をしていた小野真弓さんは、アコムのCM出演で人気に火がつき、一時の月収は700万円に!高収入を得て好きな物を買いまくり贅沢三昧。その結果、残ったものは「無感動という怖さ」だったと言います。(全4回中の3回) 【画像】「こんな暮らしに憧れる」移住した木更津での小野真弓さんの様子(全17枚)
■CM出演で「どこの支店にいる?」と問い合わせ殺到 ── 小野さんといえば「はじめてのアコム」のCMが印象的でした。どういったきっかけで出演することになったのでしょうか?
小野さん:当時はなかなか仕事が軌道にのらず、たくさんのオーディションを受けていました。アコムのCMもオーディションを受けて合格したんです。なんで私に決まったのか理由を聞いてみると、「庶民的で、すぐそばにいそうな親近感のある感じがよかった」と言われました。CMが放送されてからは「どこの支店に勤めているんですか?」とか、「どこに行ったら会えますか?」といった問い合わせが会社に寄せられたようです。 ── 当時は「癒やし系」と言われていましたが、実際のご自分とギャップはありましたか?
小野さん:ギャップやとまどいを感じるほど自分のことを理解していませんでした。「そうか、私って癒やし系なんだ」と、イメージにのっかった部分があります(笑)。ファンの方たちのイメージを崩さないようにしていました。20代後半ころから俳優としても活動の幅を広げたくて、少しずつ別の面を出そうと考えるようになった気がします。
■アルバイト生活からブレイク後は月収700万円超え! ── アコムのCMでブレイク後したあとの人気はすごかったですね。
小野さん:いろんなところから声をかけていただいて、すごくありがたかったです。一時期は月収700万円くらいあったことがあります。ずっとアルバイトをしながらオーディションを受ける生活をしていた私にとって、信じられないくらいの大金でした。 それまでは「もし100万円を自由に使えるとしたら何を買おうかな」なんて、あれこれ想像しては楽しんでいたんです。それが「700万円もあったら全部実現する!100万円使っても600万円も残る。じゃあ、想像していたことを全部実行しよう!」と、暴走してしまったんです。いま振り返れば、当時はちょっと金銭感覚がおかしくなっていた気がします。