ついに地上波復帰「渡部建」 スキャンダル前より芸人らしくなっていたのは息子の「仕事何やってんの?」の言葉
■息子に「もう1回やり直せる」 「今後、息子にはたぶんつらい思いをさせてしまうので、『1回失敗しても、もう1回やり直せる』というところを何とか見せたいと、以前にインタビューで話していました。ある時、『パパ、仕事何やってんの?』と聞かれてハッとしたと言い、少しずつ自身の仕事を見せられるようにしているとか。今のところ息子さんが何かに気付いたような発言はないそうですが、このようなインタビュー記事はいずれ読むと思い、父親が何をやっているのか分からないと子どもも不安なので、今は理解できなくても、そのときに受けた仕事を正直に話そうと思っていると覚悟を決めていました。そんな子どものためにも頑張ろうとしている姿を見て、応援したくなる視聴者も少なくないでしょう」(同) 一方で渡部は活動自粛中に数々の“副業”をしていたことも知られている。豊洲市場を始め、企業向けにコミュニケーションについての講演などをしていると報じられた。週刊誌の芸能担当記者は言う。 「昨年末、東京・港区の麻布台ヒルズの居酒屋でアルバイトしていることが『週刊女性』で報じられていました。記事によると同店の社長と縁があり5時間ほど手伝ったそうです。所属事務所は同誌の取材に対し、渡部が『サービスとは何か』を勉強する一環として始めたことで、機会があればまたやるかもしれないという旨を答えています。芸人として復帰しつつ、今後は、サービス業の分野でもコンサルティングなどをやっていくもくろみがあるのかもしれません。いずれにせよ、バイタリティーもあり、騒動前より心身ともに充実してる様子がうかがえます」
■復帰の道筋もデータ分析済み? 週刊SPA!の元副編集長で芸能デスクの田辺健二氏は渡部の今後をこう語る。 「グルメや高校野球に関する圧倒的なデータ量を解析して“芸人としての武器”にまで磨き上げた渡部さん。現在の出演ニーズは“不祥事をいじられる役”に集約されていますが、やがてそれもあきられるはずですし、かつてのようにバラエティーのど真ん中に返り咲くことは不可能だということは本人が一番よくわかっているはず。とはいえ、芸能界の不祥事はいずれ新たな不祥事で塗り替えられ、忘れ去られるもの。渡部さんほど規格外の“不祥事芸人”も、いずれは“嫌われ芸人”程度にまで落ち着くはず。そのタイミングが来れば、彼の博覧強記ぶりは再び武器になりえますし、サブスクも含めると可能性は無限にあります。そもそもデータ解析を得意とする彼は、それほどの勝ち筋が見えてないと復帰なんてしないでしょう」 地上波復帰をきっかけに、今後どのような芸風に変化していくのか注目したい。 (丸山ひろし)
丸山ひろし