【SVリーグ開幕直前インタビュー】NECレッドロケッツ川崎 山田二千華「大黒柱が抜けても新リーグ初代女王を目指して頑張りたい」
ーーチーム内での自身の役割
中堅の立場になってきて、チーム全員に気を配っていかなければいけない立場なので、プレーで引っ張ることはもちろんですが、声掛けや周りを見る力もつけていきたいと思っています。
ーー今シーズンの目標
長いシーズンで良いときも悪いときもあると思いますが、一戦一戦、自分たちの成長を感じながら戦って、頂点を目指したいと思います。
◆和田由紀子(No.13 /アウトサイドヒッター)
ーーパリ五輪を終えて
今回は長い間オフの期間をもらえたので、しっかり休めました。この年齢で五輪を経験できたことがすごく良かったなと思いますし、だからこそこれから先、次はチームを引っ張っていけるような選手になりたいと思っています。世界を相手に何が足りていないのか、自分のできないところ、弱いところに対してしっかり自信をつけられるようにやっていきたいです。
(五輪で感じた課題は)一つはディフェンスのところ。サーブレシーブも臨機応変に入れるようにしていきたいですし、ディグのところももっと上げられるボールがありました。ブロックのところもあまり自信が無いので、基礎的なところからもう一度見直してやっていきたいです。
ーー練習に向き合う姿勢の変化
今までは時間をかけて回数をやっていましたが、より早くたくさんの技術を身につけるためには、良い感覚になるまで練習することも大事だと思いますが、いろんな選手を見たり、 アドバイスを聞いたり、他の人から吸収してどんどんステップアップしていきたいと思っています。
ーー五輪の経験をチームに伝える役割
自分の意見とか、自分の角度から見て思うことは積極的に伝えていかないといけないと思っています。間違っていたらどうしようとか、他の人の意見に合わせることとか、そういったことを気にしすぎずに、自分の思っていることを勇気を持って伝えていくことは頑張りたいです。
ーー新リーグへの率直な印象
試合数が多いので、見に来てくれるお客さんに全部の試合で「楽しかったな」「また来たいな」って思ってもらうためには、自分たちも毎試合で全てを出し切ってやらなければいけないと思います。そういう面で、常に自分たちの出せる力を100%出し切るところが少し体力的にもメンタル的にも大変になってくると思います。オンとオフの切り替えや、コンディション調整がどこのチームも難しくなると思います。そこがうまくいって、より多くの人にバレーボールを見に行くのが楽しいなって思ってもらえる試合ができたらいいなと思います。