小学校の備品であるデジタルカメラやタブレット端末を持ち出して質店に売却したとして、福岡市の公立小学校に勤務する29歳の男性教諭が懲戒免職となりました。 【写真で見る】福岡市教委の会見 男性教諭は「借金などがあり金が必要ということで頭がいっぱいになった」と話しているということです。 懲戒免職となったのは、福岡市東区の公立小学校に勤務する29歳の男性教諭です。 福岡市教育委員会によりますと、男性教諭は8月から9月にかけて、小学校の備品であるデジタルカメラやタブレット端末など7点を無断で持ち出して、質店に売却しました。 9月に備品の紛失が判明し、校長らが職員に聞き取りをしていたところ、男性教諭が質店で売却したことを認めたということです。 市教委の聞き取りに対し、男性教諭は「消費者金融の借金や家賃の滞納などの督促があり金が必要ということで頭がいっぱいになった」と話しているということです。