エスカレートする男性オタクも…大阪のJKリフレで「厄介客」になる人・ならない人の差
10年間用心棒をしていますが、仲裁後にトラブルになったことは一度もありません。だから、何かあったときは守ってくれるんだ、と安心する女の子もいます。だけど、こんなことになるならもう面倒を避けよう、お金ももらえるしと思って、できそうな男とならセックスをする女の子もいます。それに、嫌な客だったらまた仲裁してもらえばいいやと悪い方向に進んでしまう子もいますね。
JKリフレの本当の闇
トラブルだらけのJKリフレですが、店側は抜本的な予防策を講じようとはしていません。 もちろん、店は“本番行為や性的サービスは絶対したらあかんよ”と伝えていますが、2人きりの空間で行われていることは、正直確認はしていません。店は、“女の子が勝手にやったことだ”というお決まりの逃げ文句を言うばかりです。 そんな店の態度も相まって、関西では“日本橋の〇〇という店は本番ができる”という情報が広がっています。 そういうお店は増えていますし、いろんな噂が広まりますね。最初からセックス目当てで来店する客も多いですよ。オーナー側からすると“これは儲かる”ということになる。2店舗目、3店舗目と拡大していった結果、いまでは多数のJKリフレ店があります。 しかし、当然ながらこんな営業が長く続くとは限りません。 店は毎日忙しいわけではありませんから、暇なときは女の子にチラシを持たせて路上で声かけを行わせます。その結果、週末では50人以上が路上に立って声かけをしている。行政からすれば、目に余る光景でしょう。大阪万博を控えて外の目を気にしていますから、当局の取り締まりは厳しくなっていくはずです。大阪府警はJKリフレの摘発も視野に入れているのではないかと思われます。 大阪府警をはじめ全国の警察が問題視していることの一つに、“空白の1カ月”というものがあります。
LJK(ラスト女子高生)を売り物にする少女たち
18歳になっていても、女の子が高校生であれば、働かせない店は多い。しかし、高校を卒業した3月から進学・就職までの1カ月間は別です。この期間は業界的には高校生、つまりLJK(ラスト女子高生)として通ります。その需要が、とてつもなく高いのです。 そのことを、当事者たちも理解しています。高校の卒業証明書を持参し、店にバイトを申し込み、「現役JK」として自分を高く売り込むわけです。そうして稼いだ金が卒業旅行や推し活、ホスト通いの金に化けます。風俗店でも似たようなことが起きますが、大阪の日本橋ではこの空白の1カ月を狙ったオタクたちが、店に殺到しているわけです。 読者の皆さんはきっと、金でゴリ押しする非紳士的なふるまいは好まないでしょう。気になる方は無理を言わない大人な対応をとって、楽しいひと時を過ごしてはいかがでしょうか。
花田 庚彦/Webオリジナル(外部転載)