ニューカッスルの要求額は約292億円?…アーセナル、来夏のイサク獲得へは選手売却が必須か
アーセナルがニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに関心を寄せ続けているようだ。9日、『デイリーメール』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。 現在のアーセナルではドイツ代表FWカイ・ハヴァーツやブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがセンターフォワード(CF)のポジションを務めている。しかし、前者は純粋なストライカーとは言い難く、後者は近年安定したパフォーマンスを発揮できていない。こうしたことから、以前からCF補強の噂が絶えず、スポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュらへの関心が報じられている。 ニューカッスルで得点量産中のイサクについても、アーセナルが以前から関心を寄せている選手の一人だ。2022年夏にレアル・ソシエダからプレミアリーグへ活躍の場を移した25歳は、ここまで公式戦通算89試合に出場し50ゴール9アシストをマーク。今シーズンの対アーセナル戦では2試合で2ゴールを奪っており、ミケル・アルテタ監督も敵将ながら「本物のクオリティを持っている」とその才能を絶賛している。 今夏にオファーを提示する可能性があるとも噂されるなか、『デイリーメール』は現状ではアーセナルのイサク獲得の可能性は低いと指摘。ニューカッスルが要求する1億5000万ポンド(約292億円)という巨額の移籍金や、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)が障壁になると見られている。アーセナルが今後どのような動きを見せるかは定かではないが、イサク獲得に向けては既存戦力の売却や給与の削減が必須になるようだ。 現状ではイサク獲得の資金がないと報じられたアーセナルだが、今後の移籍市場でどのような動きを見せるだろうか。
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