【陸上】11年世界選手権男子400m銅メダルのケヴィン・ボルレーが引退 “ボルレー兄弟”で4×400mRでも活躍
男子400mのケヴィン・ボルレー(ベルギー)が、9月14日のDLファイナルとなったメモリアルヴァンダムで引退レースを行った。 ブダペスト世界選手権男子競歩2冠のマルティンが引退 「悲しいが、さよならを言う時だ」 1988年に双子としてジョナサンとともに生まれたケヴィン。ジュニア期から400mを中心に活躍し、2010年世界室内選手権の4×400mリレーで銀メダルを獲得したのを皮切りに、10年以上も国際大会でメダルを獲得し続けてきた。 個人では11年テグ世界選手権で銅メダルを手にしているほか、欧州選手権では10年に優勝、18年に2位に入っている。 双子のジョナサンと弟のディランとともに、ベルギーの男子4×400mリレーの原動力となり、ドーハ、オレゴン世界選手権では2大会連続で銅メダル。男女混合4×400mリレーを含めて五輪で7回、世界選手権で8回の入賞を経験した。8月のパリ五輪でも男子4×400mリレー、男女混合4×400mリレーの両種目でベルギーチームの一員として4位入賞を果たしていた。400mの自己ベストは44秒56(12年)。 13年モスクワ世界選手権400m4位のジョナサンも、今年7月に引退を表明。14日には2人の引退セレモニーが行われた。
月陸編集部