【沖縄料理レシピ】大根とにんじんを甘酢であえたなます「ナマシグヮー」 作り置きでき普段のおかずにも
沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて! 【写真】切ってあえるだけで、すぐできる! ニガナの白あえ「ンジャナバースーネー」
甘酢のさっぱり味とこりこりとした食感が楽しめる「ナマシグヮー」は、お正月料理やさまざまなごちそうが並ぶ際の箸休めにぴったり。ニンジンは、大根の1割弱の量にすると色合いが良くなります。細くすりおろすシリシリー(おろし金)を使うと、ほど良い食感に。冷蔵庫で2~3日保存できるので常備菜としても便利です。(松本料理学院学院長・松本嘉代子)
材料(5人分)
大根…200g ニンジン…15g 食塩水…かぶる程度 [甘酢] 酢…大さじ4 砂糖…大さじ4 塩…少々 黒ゴマ…お好みで
別々に食塩水につけておく=写真
2 分量の酢、砂糖、塩を合わせて甘酢を作る。
3 1の大根とニンジンをさらしの布巾に包んで絞り=写真
2の甘酢で漬ける=写真
4 器に3のナマシグヮーを盛り付けて、好みで黒ごまを天盛りにする。
料理を作ってくれたのはこちら
「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。
問い合わせ
松本料理学院 沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763 琉球styleまつもと 電話=098-917-2841 ホームページ https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/