プーチン氏のタトゥー入れている世界的バレエダンサー、ロシア出国へ…故郷はウクライナ
ロシアのプーチン大統領の支持者として知られる世界的バレエダンサーのセルゲイ・ポルーニン氏(35)が16日、SNSでロシアを出国する意向を表明した。理由は明らかにしていないが、8日のSNSで故郷のウクライナ南部ヘルソンが露軍の攻撃で被害を受けたことに心を痛めていると明かし、「最悪の取引でも戦争よりはましだ」と投稿した。プーチン政権は早期に停戦交渉を始めるべきだと訴えていた。 【動画】ウクライナ軍が露西部で奇襲攻撃、ロシア部隊は白旗上げて投降
ポルーニン氏は19歳で英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなり、2年後に電撃退団した。その後、映画俳優としても活躍してきた。プーチン政権による2014年のウクライナ南部クリミア半島の併合を支持し、プーチン氏のタトゥーを体に入れていることで知られる。クリミアのセバストポリの劇場総監督を務めていたが、今月に解任された。