ウクライナ、ロシア領内を攻撃 南部ロストフ州製油所で火災
[モスクワ 19日 ロイター] - ロシアの複数の当局者が19日明らかにしたところによると、ウクライナはロシア領内を少なくともミサイル13発と無人機(ドローン)84機で攻撃した。ロシア南部ロストフ州では製油所で火災が発生し、数時間後に鎮火した。 ロシア国防省はドローン84機を撃墜したと発表。うち36機はロストフ州上空で撃墜した。 ロストフ州のスリュサリ知事代行によると、ウクライナは少なくともミサイル13発とドローン数十機で同州を攻撃、ノボシャフチンスク製油所で火災が発生した。同製油所は繰り返しウクライナ軍の標的になっている。この攻撃で少なくとも1人が負傷したという。 ウクライナが発射したミサイルの種類は不明。同国は先に、米国製ミサイル「ATACMS」でロシア領内を攻撃。これを受けロシアはウクライナのエネルギー施設に大規模な攻撃を行った。 ウクライナの偽情報対策センターの代表は、ミサイル攻撃では「ロケット燃料を製造している」カメンスキー化学工場を標的にしたと通信アプリ「テレグラム」に投稿した。