ジャパネットが「地中海クルーズ」発売、ミラノ往復航空券、10の世界遺産めぐり付き、11日間99万円
テレビ通販事業をおこなうジャパネットグループのジャパネットツーリズムは、2025年3月出発で「地中海クルーズ」の販売を開始した。2022年に就航した大型客船MSCワールドエウローパ(21.5万トン、乗客定員6762名)に乗船。日本からの航空機はANAの羽田/ミラノ線を利用する。 ジャパネットグループは2017年、テレビショッピングを武器にクルーズで旅行事業に参入。これまで日本発着クルーズを展開してきたが、参加者が累計9万人を超え、リピーターが増えてきたことから、本場ともいえる地中海クルーズを企画した。 ツアーはイタリア・ミラノまでのANA直行便航空券と、ジェノバ発着の地中海クルーズ、ミラノでの後泊をセットした11日間。イタリア、マルタ共和国、スペイン、フランスの4カ国6都市、10の世界遺産をめぐる。車椅子でも参加できるような負担の少ない行程と、観光に加えて食でも地中海を満喫できるようプランを設計した。また、同社が従来、提供しているクルーズと同様に全寄港地でオリジナルツアーや150種類以上のアルコールを含むドリンク飲み放題、船内のチップを旅行代金に組み込んだ。 添乗員が同行し、ツアー代金は海側バルコニー客付き客室(2名1室利用)で1名99万8000円(別途、諸税や港湾費用などが必要)。 なお、MSCワールドエウローパはMSCクルーズ初の液化天然ガス(LNG)船で、最新鋭の環境保全技術を搭載している。
トラベルボイス編集部