価格は約9万ドル ソニー・ホンダ、初のEV「アフィーラ」 米国で受注開始
ソニー・ホンダの電気自動車(EV)は8万9900ドル――。ソニーグループとホンダが出資するソニー・ホンダモビリティは6日(現地時間)、開発するEV「AFEELA 1(アフィーラ ワン)」の受注を米国で開始したことを発表した。2025年内に発売し、26年中旬の納車開始を予定する。 【関連写真】オンライン予約には、全額払い戻し可能な予約金200ドルが必要 世界最大規模のデジタル技術の見本市「CES 2025」で、ソニーグループが同日開いたプレスカンファレンスに登壇したソニー・ホンダの水野泰秀会長兼CEO(最高経営責任者)が明らかにした。カリフォルニア州限定での発売になる。 水野会長は「アフィーラ ワンは『オリジン』と『シグネチャー』の展開になる」と説明。オリジンは特定の機能と装備に絞り8万9900ドルから、シグネチャーはエクステリアカラーを3色から選べるなど付加価値を付け価格は10万2900ドルから。ともに5G通信の3年間無料サブスクリプション(定額課金)が利用できる。航続距離は約482キロメートルを目標に開発中だ。 日本でも26年内の納車開始を予定している。
電波新聞社 報道本部