日野が新型「小型バン」を実車展示! 新開発「シャシ」採用! 利便性を極めたスライドドア搭載!
「All roads lead to the future.-それぞれの道から、カーボンニュートラルな未来へ。-」
日野は、2024年10月15日から18日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」(以下、JMSビズウィーク2024)に小型BEVトラック「デュトロ Z EV」を実車展示しました。 【画像】超カッコイイ! これが日野の「新型バン」です! 画像で見る(30枚以上)
今回日野は、日本自動車工業会による合同展示エリアに、使い勝手とゼロエミッションを高次元で両立した「デュトロ Z EV」を展示し、来場者に向け車種解説などをしていました。 日野デュトロ Z EVは、2024年9月18日に一部改良し発売された小型BEVトラックです。 デュトロは1999年に登場した小中型トラックシリーズです。 現行型は2代目で、2011年7月に発売。「ヒノノニトン」という耳に残るキャッチーなCMを打ち出し、一般ユーザーからの知名度を向上しています。 このうちデュトロ Z EVは2022年6月に追加された車型で、物流におけるラストワンマイル輸送に向けたEV仕様となっています。 BEV専用シャシにより実現した超低床構造は、荷役作業性や乗降性に優れ、ドライバーの疲労負担軽減に貢献しています。 普通免許で運転可能なコンパクトな車体としつつ、必要な荷室・荷台空間を確保し、主に市街地での宅配に最適なつくりとなっています。 ボディサイズは全長4695mm×全幅1695/1925mm×全高2290/2480mmでラインナップにはスライドドア付きの「ウォークスルーバン」と「アルミバン」が用意されています。 今回の展示では、「ウォークスルーバン」が展示されました。広い荷室空間を実感することができ、実際に使い勝手を確認している来場者も見受けられました。 最大積載量は1000kg/1050kgで、車両総重量はいずれも3500kg以下です。 パワートレインは50kW(約67馬力)のモーターに40kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、一充電走行距離は150km(WLTCモード)を実現。充電は普通充電のほか、CHAdeMO方式による急速充電にも対応しています。
くるまのニュース編集部