【K-1】玖村将史、かつて武居由樹に敗れたスペイン7冠王と対決「金子に勝利するためのトーナメント」”この先”についても語る
7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』の[ -55kg世界最強決定トーナメント]の組み合わせ発表会見が5月29日、行われた。玖村は「正直海外の4選手や、日本人2選手にあまり興味がない」と王者・金子へリベンジする機会のみと断言した。また優勝後の視野についても語った。 【フォト】この会見の模様、玖村vs金子の決戦映像も トーナメントは8人制で行い、日本人4人、外国人4人の編成。7月7日(日) に1回戦、9月29日(日)に準決勝と決勝戦が行われる。 日本人選手はK-1スーパー・バンタム級(-55kg)王者・金子晃大(27=K-1ジム自由が丘/FROG GYM)、そのライバル玖村将史(25=K-1ジム五反田チームキングス)、Krushスーパー・バンタム級(-55kg)王者・璃明武(23=K-1ジム総本部チームペガサス)、初代Krushフライ級(-51kg)王者・大久保琉唯(19=K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が決定していた。 まず玖村は1回戦で、WBCムエタイ世界フェザー級王者はじめ、7つのタイトルを持つアントニオ・オルデン(32=スペイン)と戦う。 オルデンは17年4月に来日し、K-1の[第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント]に参戦も、1回戦で武居由樹と対戦。慣れないルールだったためか、ヒジ打ちの反則をしてしまうなどしKO負けした。 しかしその後は20試合を行い、18勝(5KO)1敗1分の好成績。成長を見せつけるべく、7年ぶりに参戦した。戦績は43勝(7KO)4敗1分。 オルデンは欠席し、玖村は開口一番「正直海外の4選手や、日本人2選手にあまり興味がなくて、決勝で金子晃大に勝利して優勝するためのトーナメント」と金子へのリベンジのみを見据える。 その上でオルデンについて玖村は「サウスポーでデカい、ムエタイスタイルの良い選手」としながら「相手どうこうでなく、しっかりKOしたい」とKO勝利で決勝リーグを迎えるつもりだ。 昨年9月の金子とのタイトルマッチでは、延長判定で敗れ1勝2敗に。リベンジを狙う上で進化した部分は「心技体全てを上げてきた」と自信。とくに「フィジカルの部分を一切していなかった。まだまだ伸びるなと。今までもパワー負けをしたことがないので、フィジカルをやれば余計に負けない」とフィジカルの進化で金子との4戦目を上回らんとする。 今回のトーナメントを優勝し「正真正銘の世界一を証明したい。この先に進んでいきたい」と先を見据える。そして「(戦いたいのは)海外の強豪、ONEとかとやりたい」とONEストロー級の猛者たちと拳を合わせ最強を示したいと意気込んだ。 また先日、玖村はタレントのゆうちゃみとの破局が報道されたが、このことについて「相手がいることなので詳しく言えない」としながら「今は優勝するため集中している。次の試合を見てくれたら成長がわかる」とマイナスの影響はないとする。 また「元彼女さんへ一言」と質問が飛ぶと「感謝です」とシンプルに答えた。