5日間で452カ所、急ピッチでポスター掲示場設置進む 衆院選京都5区、4人が立候補予定
衆議院が9日に解散され、事実上の選挙戦がスタートした。京都府福知山市を含む京都5区(定数1)では、立候補を予定する4人が、すでに辻立ちや時局講演会開催などの活動を進めている。衆院選は15日公示、27日投開票。 石破茂首相就任から、わずか8日での解散となった。首相は、解散の理由について「新内閣が発足して、国民の意思を確かめる必要がある」とするが、野党側は「国会での議論を逃れた党利党略による解散だ」と批判している。 今回の衆院選では、各立候補予定者の公約のほか、自民党派閥の裏金疑惑に端を発した「政治とカネ」の問題、物価高騰への対策といった経済政策、石破新政権への期待感なども争点となりそう。 京都5区では、自民党前職の本田太郎氏(50)▽立憲民主党元職の山本和嘉子氏(56)▽日本維新の会新人の道本隆也氏(49)▽共産党新人の山内健氏(56)が、立候補を予定している。 すでに事務所開きを終えた立候補予定者もいて、議席獲得をめざして臨戦態勢。衆院解散を受け、スポット演説やミニ集会を予定するなど、さらに動きを活発化させていく。
ポスター掲示場、急ピッチで設置
衆議院議員選挙を控えて、福知山市内でポスター掲示場の設置が本格化している。市選挙管理委員会から委託を受けた業者が、短いスケジュールの中で、急ピッチで作業を進めている。 掲示場は、縦91センチ、横182センチで、候補者7人分のポスターを貼ることができる。通常は1週間ほどで設置するが、市選管の最終点検を除き、今回は8日~12日の5日間という短期間で、市内452カ所に取り付ける。