一見すると山のよう! 「百畳ブーゲン」赤と白の花を咲かせる 沖縄・北谷町桑江の民家
沖縄県北谷町桑江の吉永安矩(やすのり)さん(75)宅の庭で、地域住民から「百畳ブーゲン」と呼ばれるブーゲンビレアが赤と白の花を咲かせている。2本の木が横30メートル、高さ18メートルまで成長して家の周りを囲むまでになり、吉永さんは「11月中旬には満開になる。全国で最も大きく広がったブーゲンビレアではないか」と胸を張る。 【写真】「これは面白い」緑のアーチ 枝を伸ばした街路樹、道向かいの木と合体 吉永さんは40年以上前から、自宅の庭で2本のブーゲンビレアを育ててきた。毎年9月ごろから開花し、11月には満開になる。今では自身で「百畳」と名付けるほど枝を広げ、一見すると山のように見える。地域住民が散歩しながら眺めたり、写真を撮りに訪れたりする人もいるという。 吉永さんは「名護市屋部区の公民館前にあるブーゲンを見に行ったら大きな存在感だったが、私のブーゲンも大きい。しだれ桜のように花が咲いているので、満開になるともっときれい」と笑顔で話した。(中部報道部・吉川毅)