「この災害を乗り越えるように」人的被害は21市町村で98人 建物被害さらに増える見込み 県の仲介でダンプカー融通第2弾も決定 青森県豪雪対策本部会議
RAB青森放送
県はきょう豪雪対策本部会議を開き県内の被害状況を報告しました。 県内ではきょう午前9時現在人的被害が21市町村で98人に上っています。 このうち亡くなった人は6人重傷は27人、軽傷は64人、調査中が1人となっています。 建物被害は住宅が8棟、住宅以外が30棟確認されていますがさらに増える見込みです。 農業施設はハウスや倉庫など合わせて23棟の被害が確認されています。 りんご園では現時点で5つの市と町で枝折れ被害が確認されるなど深刻な状況です。 またライフラインでは午後5時現在黒石市と平川市で合わせておよそ1,200戸が停電しています。 こうした状況を受けて県は除排雪支援を強化します。 県の仲介で排雪用のダンプカーが不足している地域に建設業協会の三八支部や西地方支部、上北支部も車両や人員を追加で派遣します。 第2弾として青森市と板柳町、それに鰺ヶ沢町、田舎館村にダンプカー合わせて16台を派遣します。 ★宮下知事 「市町村と連携そして国の各機関と連携してこの災害を乗り越えるようにそれぞれが取り組んで頂けるよう指示を致します」 あすにかけて雪雲が停滞した場合警報級の大雪となる可能性があり青森地方気象台は交通障害や屋根からの落雪などに注意・警戒するよう呼びかけています。