西武、今季最終戦は引き分け シーズン50勝に届かず 隅田知一郎はプロ3年目で初の2桁勝利を逃す
◆楽天2―2西武（9日、楽天モバイルパーク宮城） 西武はシーズン最終戦を引き分けで終えた。今季の最終成績は49勝91敗3分けとなった。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 打線は初回、1死から外崎修汰が先制のソロ本塁打を放つと、なお2死二塁となり、野村大樹の左前適時打で追加点を奪った。 先発の隅田知一郎は序盤から安定した投球で楽天打線を封じていたが、2点リードの7回に同点に追いつかれた。その後も、9回まで今季最多の131球を投げ抜いたが、今季10勝目には届かなかった。チームにとっても、今井達也、武内夏暉に続く3人目の2桁勝利投手とはならなかった。隅田が降板した以降、救援陣は無失点で踏ん張ったが、打線は勝ち越し点を奪えなかった。 今季の西武は序盤から苦しい戦いが続き、5月に松井稼頭央監督が休養。その後は渡辺久信監督代行が指揮を執ったが、浮上のきっかけがつかめず、最下位に終わった。
西日本新聞社
