“飲酒で信号無視” 女性をはね、死亡させた罪に問われている男に懲役9年の判決 名古屋地裁
そして、事故現場となった交差点で、赤信号を時速60キロで進入し、歌乃さんをはねました。 しかし、事故後も停止することなく帰宅。フロントガラスの破損に気付いた当時同棲していた交際相手にうながされ、現場に戻ります。 ■車内での会話(裁判に基づく再現) 交際相手:「これからは(飲んだら)言って、迎えに行くから」 白坂被告:「保険使わなヤバいよな、まじで終わった。あぁ、嫌な予感してきた」 交際相手:「何にぶつかったかが一番大事。結構飲んだ?すごい臭いよ」 白坂被告:「うん、この辺り(事故現場付近)から記憶ないもん」 交際相手:「信号無視したとか?」 白坂被告:「ありえる、こんなんもう逮捕レベルやん」 そして、交際相手の通報により逮捕にいたりました。
そして、13日。懲役13年の求刑に対し、言い渡された判決は「主文、被告を懲役9年の刑に処する」、求刑より4年短い判決でした。 遺族は表情を、変えることなく静かに聞いていました。 約2週間後、歌乃さんは1年目の命日を迎えます。