最近撮影された「息を飲むような宇宙の写真」まとめ
別れの準備
与圧服を着てポーズを取る、Crew-7の面々(左から右の順でロスコスモスのコンスタンチン・ボリソフ宇宙飛行士、デンマーク出身でESAのアンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士、NASAのジャスミン・モグベリ宇宙飛行士、JAXAの古川 聡宇宙飛行士)。 2023年8月27日にISSに到着した一行は、同じ与圧服を再び着てクルードラゴン宇宙船「エンデュランス」に搭乗し、3月12日に地球に無事帰還しました。
「To the Moon」
宇宙機「X-37B」を軌道へ運ぶSpaceXのロケット「ファルコン・ヘビー」が、月にフォトボムした瞬間をご覧あれ。ロケットからの衝撃波で月の輪郭が波打っているように見えます。この息をのむような光景は、写真家のPascal Fouquetさんが2023年12月28日にフロリダ州のケネディ宇宙センターから撮影したもの。先日、ソニーワールドフォトグラフィーアワード2024の賞を獲得しました。
銀河と彗星
イタリアの「Virtual Telescope Project 2.0」が120秒の露出で捉えた、ポンス・ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)の見事なショット。アンドロメダ銀河も一緒に写っています。この彗星は太陽に近づきつつあるので、もしかしたらひょっとしたら、今後数カ月のうちに肉眼で見られるかもしれません。
観測史上、最遠方にある銀河の1つ
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を活用している2組の研究グループが、とても明るい銀河「GN-z11」を調べました。宇宙の現在の年齢は138億歳で、GN-z11はその誕生から約4億3000万年後には存在していたことになります。天文学者らが知るなかで最も遠い銀河です。 Source: X(1, 2, 3), The European Southern Observatory, Flickr(1, 2, 3), ESA Hubble, NASA(1, 2), ESA, α Universe, Virtual Telescope Project 2.0,
たもり