阪神ドラ1伊原 1位の称号にとらわれず挑む 大商大野球部激励会で堂々宣言「下からはい上がる思いを持って」
阪神ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が14日、大阪府内のホテルで行われた大商大野球部激励会に参加した。「とにかくチャレンジすることが多かった」という今年の漢字は「挑」。ルーキーイヤーはドラフト1位の称号にとらわれず、挑み続けることを誓った。 「下からはい上がる思いをしっかり持って。順位は関係なく(プロに)行ってからが勝負」 阪神の小野寺らプロの選手や現役、OBを含む約230人の前で堂々と泥くさいプレーを宣言した。「もちろん1位は期待はあると思う」としながらも「自分のできることを一生懸命したい」と闘志メラメラ。1位指名の“プレゼント”の次は活躍で恩返しだ。 プロに入っても奮闘は続く。「ずっと挑戦ですよ。来年1軍に行けるようにとか」。「上に立ってきた人間ではない」からこそがむしゃらに食らいついてきた結果がここにある。「そこは変わらず阪神でも優勝、日本一を目指せる戦力になれるように頑張りたい」。これまでのキャリアで日本一はなかったという伊原。挑戦し続け、人生初の日本一への貢献を目指す。