「単調なクロスを繰り返すだけ」UAEに大苦戦の韓国、劇的勝利も母国メディアは辛辣「イ・ガンインのようなキラーパスがない」【U-23アジア杯】
「効果的な解決策は見られなかった」
4月16日に行なわれた、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたアジアカップのグループステージ初戦で、日本と同じB組のU-23韓国代表はUAEと対戦。1-0で劇的な勝利を挙げた。 【PHOTO】華やかコスチュームでエールを送る韓国女子サポを特集! ボールは保持するものの、なかなか決定機を作り出せない韓国は、スコアレスレスドローで終わるかと思われた90+4分、右CKにイ・ヨンジュンがヘッドで合わせ、決勝点を奪取。なんとか勝点3を積み上げている。 だが、内容に不満の母国メディアもあるようだ。『SPOTV NEWS』はこう指摘している。 「90分間、密集した守備を突破するための効果的な解決策は見られなかった。キラーパスで突くオプションが必要だった。今大会招集が不発に終わったぺ・ジュンホ(ストーク)の不在がはっきりと表われた」 同メディアは「1-0で勝った。しかし、(優勝した昨年の)杭州アジア大会にはいたイ・ガンインのようなキラーパスがなかった。一列下がってスルーパスや、クリエイティブなパスで密集守備を突き刺すパターンが不足していた。ファン・ソンホン監督は左右サイドで単調なクロスを繰り返しただけだった」と酷評している。 「コーナーキックなどセットプレーを活用したパターンはかなり鋭かったがUAEを脅かせなかった。ストークの拒否で貸し出しできなかったペ・ジュンホをファン・ソンホン監督が招集しようとした理由でもある。高いポゼッション率でも相手を攻略できずに得点できないなら半分しか喜べない結果だ」 記事は「コーナーキックからイ・ヨンジュンのヘッドでゴールを見られたのは良かったが、より多くのオプションが必要だ。グループステージを突破してオリンピックの出場権を獲得するには、必ず解決すべき課題だ」と締め括っている。 韓国は19日のグループステージ2戦目で、日本に0-1で敗れた中国と対戦する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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