関電ファリシティーズに営業停止命令、11日間 国家資格の不正取得で 大阪府
関西電力グループの関電ファシリティーズ(大阪市)は19日、従業員3人が必要な実務経験を積んでいないのに施工管理技士の国家資格を不正に取得していたとして、大阪府から建設業法に基づき、来年1月3日~13日の営業停止命令を受けたと発表した。停止範囲は建設業にかかわる営業の全部。同時に役職員への継続的な研修などの再発防止策を指示された。 関電は令和4年12月、弁護士でつくる第三者委員会の調査で、不正取得の事例がグループ11社で合計197人判明したと発表していた。