一生自分の歯で食べるために欠かせない毎日のこと
これまでも歯科でのオフィスホワイトニングやホームホワイトニングはもちろん、手軽な価格でできるホワイトニングサロンにも通ったことがありますが、結局、歯にダメージが少なく、手軽にできて、続けられるのはこうした強すぎない市販のホワイトニングが一番よいと感じています。 歯科などでするものは強い薬剤で即効性はありますが、私の場合知覚過敏になりやすく、「これって健康的にどうなんだろう?」と不安がありました。また、施術後にコーヒーのような着色しやすい物を控えなくてはならないことも多く、食べることが好きな私のライフスタイルには合いませんでした。 そもそも不自然なほど真っ白にしたいタイプではないので、強いケアは自分には必要ないと思い、手軽で無理なく続けられる方法を取り入れています。自分に合ったものをほどほどに、ぐらいが歯に負担も少なく、私にはちょうどよい感じです。
3.夜寝る時はマウスピースをつける
歯列矯正をした人にはおなじみのマウスピースですが、歯ぎしりや食いしばりをする人も、寝る時にマウスピースをしたほうがベターです。 歯ぎしりはエナメル質が削れてしまったり、食いしばりでは歯の根元が割れてしまうこともあるそう。私もどちらかというと食いしばりをしてしまうクセがあるので、できるだけマウスピースをつけて寝るようにしています。 つけ始めたころは違和感があると思いますが、慣れればほとんど気にならなくなります。歯ぎしりや食いしばりは、女性の場合100~200キロの力が歯にかかっているらしいので、人から言われたことがある、または自覚がある人は、ぜひマウスピースで歯を守ってあげたほうがいいと思います。 いかがでしたでしょうか? 日本人は昔から歯に対する意識が低いと言われていますが、私の場合、見た目だけの問題ではなく、高齢になってもずっとおいしいものを自分の歯で食べ続けたい、という食いしん坊ならではの理由が、歯を大切にする一番大きな動機だったりします。 ①の冒頭でも書いたように、歯は全身の健康にとって欠かすことのできない大事なパーツであるので、「健康美」のためにもこれからも大切に、地道にお手入れを続けたいと思っています。 皆さまのお気に入りアイテムも、ぜひ教えてください。 ◇坪田あさみ エディター・ライター 大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201では毎日の着こなし「EVERY DAY OUTFIT」を更新中。著書に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて~40歳からのFashion&Beauty Method~』(PARCO出版)がある。 【編集部注】掲載されたアイテムはすべて坪田さんご本人の私物です。現在は販売されていない場合もありますので、ご了承ください。