【交流戦プレビュー】楽天は初優勝までマジック2、打率5割の交流戦男・水谷瞬は首位打者なるか?ほか | プロ野球
6月14日~16日に開催されるセ・パ交流戦各カードの見どころを紹介。
北海道日本ハムファイターズ vs 読売ジャイアンツ
交流戦7位の日本ハムは、同8位の巨人と対戦。 2連勝中の日本ハムは、水谷瞬に注目。現役ドラフトで今季から加入した23歳は、交流戦に入ってから絶好調。52打数26安打の打率5割で首位打者を快走中だ。2本塁打、12打点と長打力、勝負強さも見せている。勢いに乗る水谷から目が離せない。 6連敗と苦しむ巨人は、丸佳浩が好調だ。連続試合安打は10で止まったものの、交流戦打率.328(61打数20安打)と打ちまくっている。1番の丸に、2番のヘルナンデス、3番の吉川尚輝が好調なだけに、4番の岡本和真の復調が勝利の鍵となる。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 広島東洋カープ
首位を走り、優勝マジック2の楽天と、5位タイの広島が対戦。 3連勝中の楽天はフランコに注目。交流戦から一軍に復帰すると、14試合で打率.273(44打数12安打)、2本塁打、7打点をマーク。1日には代打サヨナラ3ランを放つなど、勝負所での強さが際立つ助っ人が、チームを初の交流戦優勝へと導けるか。 交流戦勝ち越しがかかる広島は、大瀬良大地が先発。7日のロッテ戦でノーヒットノーランを達成した右腕は今季、ここまで9試合で3勝0敗、防御率1.07と抜群の安定感を誇っている。昨季の対戦で打ち込まれた相手に、借りを返す投球を見せたい。
埼玉西武ライオンズ vs 横浜DeNAベイスターズ
最下位の西武と、5位タイのDeNAが対戦。 交流戦で4勝11敗と苦しむ西武は、2年目の青山美夏人が登板。今季初登板となった5月10日の楽天戦では、4.2回を3失点(自責2)で敗戦投手となり、それ以来の登板となる。プロ初勝利へ向けて、まずは試合を作りたいところだ。 対するは4連勝と勢いに乗るDeNA。先発の濱口遥大は4月24日以来、今季4度目の登板となる。通算15試合で7勝2敗、防御率2.02と得意としている交流戦で好投し、リーグ戦再開後の先発ローテーション定着へ弾みをつけたい。