【交流戦プレビュー】楽天は初優勝までマジック2、打率5割の交流戦男・水谷瞬は首位打者なるか?ほか | プロ野球
千葉ロッテマリーンズ vs 中日ドラゴンズ
10位のロッテと、8位タイの中日が対戦。 4連敗中のロッテは、種市篤暉に連敗ストップを託す。種市は5月以降、5試合全てでクオリティ・スタート(6回以上・自責3以内)を達成し、3連勝中。ちょうど1年前に勝利を挙げた相手から、今季も勝ち星を挙げたい。 2連敗中の中日は、カリステに注目。交流戦は11試合で打率.344(32打数11安打)、2本塁打、4打点と好調。ここのところはリードオフマンとして起用されており、前カードの日本ハム戦では3連戦で2本塁打を放った。チームを上昇気流へと乗せる活躍に期待がかかる。
オリックス・バファローズ vs 東京ヤクルトスワローズ
3位のオリックスと、4位のヤクルトが対戦。 連勝が7で止まったオリックスは、守護神のマチャドに注目。交流戦に入って8試合に登板し1勝、1ホールド、4セーブをマークし、防御率0.00を継続中。2週間ぶりの登板となるカスティーヨが試合を作り、9回のマチャドに繋ぐ展開を作りたい。 一方のヤクルトは、奥川恭伸が2年ぶりの登板となる。今季はファームで6試合(うち先発4)に登板、25.2回を投げて2勝2敗、防御率3.51の成績を残している。2022年3月29日の巨人戦以来、808日ぶりの一軍マウンドで、首脳陣やファンを安心させる投球を見せたい。
福岡ソフトバンクホークス vs 阪神タイガース
2位のソフトバンクと11位の阪神が対戦。 2ゲーム差からの逆転優勝を狙うソフトバンクは、柳町達に注目。柳田悠岐の離脱により交流戦から昇格すると、15試合で打率.385(52打数20安打)、9打点と打ちまくっている。その間だけで猛打賞2回、マルチ安打6回を記録するなど、絶好調だ。このままレギュラー定着を向けて、打ち続けたい。 一方の阪神は、伊藤将司が登板。今季序盤は防御率4点台と振るわない投球が続いていたが、約1ヵ月ぶりの登板となった7日の西武戦では、7回5安打1失点の好投で3勝目を手にした。この白星をきっかけに、本来の安定感を取り戻していきたい。