中山美穂さん死因 「入浴中の不慮の事故」年間推計1万9000人が…65歳以上は交通事故死の2倍
都内の自宅の浴室で6日に死亡しているのが見つかった歌手の中山美穂さん(54)の死因が8日、判明した。所属事務所は警察の解剖結果を受けて「事件性はなく、入浴中に起きた不慮の事故」と発表。捜査関係者は「入浴中に溺れて亡くなったということです」と話した。 【写真あり】一番心許した親友は人気男性芸人 「美穂、いっぱいありがとう」 消費者庁の分析調査によると、入浴中のアクシデントで命を落とす人は全国で年間1万9000人と推計される。65歳以上では交通事故死の約2倍という。 冬場の浴室では、急激な気温の変化により血圧が変動して心臓や血管の疾患が起きるヒートショックへの注意が必要だ。また、中山さんがお酒が好きで自宅で晩酌を楽しむタイプだっただけに、飲酒後の入浴など、さまざま指摘されていたが、関係者は「中山さんの死因に関しては、ヒートショックや飲酒などの具体的な要因は明かされていない」とした。 中山さんは6日、東京都渋谷区の自宅の浴槽で亡くなっているのが見つかった。この日はクリスマスコンサート「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」の大阪公演が予定されていたが、午前9時の待ち合わせ場所に中山さんは現れず、不審に思った事務所関係者が自宅を訪れ、浴槽で亡くなっていたのを発見した。