「面白い人」と好印象を与える自己紹介のコツとは?【プロが解説】
伝え方は下手でもOK、小手先に走るより最強自己紹介のコツは?
自己紹介が苦手な人の多くは、面白いことなんて言えないし、私なんて特に話すほどのことは何もないしと謙虚に考えすぎてしまったり、人前で話すことが得意ではなかったり。私自身もそうでした。どちらかと言えば口下手で苦手。立食パーティーなどで、どんどん名刺を渡して挨拶できる人を見ると、すごいなと思います。 しかし、うまく話そうとしなくていいのです。万人にウケるテッパンフレーズがあるわけではありません。自分にフォーカスするよりも、目の前にいる相手にフォーカスしてみましょう。 目の前にいる相手のために何か役立てることはないか、より良くしたいという意識に切り替えることが大切。その思いがあれば、言葉はうまくなくても、自然と伝わるものがきっとあります。
【横石崇氏 プロフィール】 &Co.代表取締役/プロジェクト・プロデューサー 広告会社・人材会社を経て、2016年に&Co.(アンドコー)を設立。ブランド開発やコミュニケーション戦略、社会変革を中心としたプロジェクト・プロデューサーとして活躍。オーガナイザーを務める働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」は10年目を迎え、国内外で3万人の動員に成功。法政大学 兼任講師。著書に『自己紹介2.0』(KADOKAWA)、『これからの僕らの働き方』(早川書房)。
取材・文:中城邦子 編集:馬場美由紀