笠原友希が元ルンピニー4階級王者に1RKO勝ちの大金星。「60kgは俺が一番強いでしょう!どの団体でもぶっ倒しに行く」とアピール【SB】
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.4」(8月17日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)が元ルンピニースタジアム4階級王者のペットモラコット・スーパーボンジム(タイ/スーパーボンジム)を破る金星を挙げた。 ペットモラコットは海人がペットモラコット・ペッティンディーアカデミーとのリベンジマッチに向けタイに修行に行った際にONEキックボクシングフェザー級暫定世界王者のスーパーボンにSB参戦を推薦された選手。 笠原は前戦となった「ONE Friday Fights 59」(4月19日、タイ・ルンピニースタジアム)でペットシーモック・PKセンチャイムエタイジムにKO勝ち。その勝利を含め現在7連勝中で4連続KO中と乗りに乗っている状態。
1R、ともにサウスポーの構え。笠原は左ミドル、左ローで積極的に仕掛けていく。ペットモラコットの左ローは距離が遠く空振り。笠原は左ハイ。ペットモラコットの左ローにパンチを合わせる笠原。ペットモラコットは左ローもやはり距離が遠い。笠原はワンツー、右ミドル、左インロー。前に出るペットモラコットに右ミドル。ペットモラコットは左ローが当たり始める。笠原は詰めて右ボディー。ペットモラコットの左ローに笠原は右アッパーを合わせに行く。ペットモラコットのローに左ストレートを合わせる。笠原は右ミドル。圧をかけて下がらせロープを背負わせると右ボディーから左ヒザをボディーに叩き込む。これでペットモラコットはダウンすると悶絶して立ち上がれず、笠原のKO勝ちとなった。 笠原は試合後のマイクで「今回、強い相手だったんですけど、60kgは俺が一番強いでしょう! 僕、シュートボクサーとして代表としてどの団体でも、どの強い選手でもぶっ倒しに行くんで応援お願いします」とアピール。そして「会長、誕生日おめでとうございます。バックドロップではなかったんですが、会長の目の前でしっかりプレゼントを渡せてよかったです」とこの日が69歳の誕生日だったシーザー武志会長にお祝いの言葉を贈った。