リアル『華麗なるギャツビー』な豪邸から「島」まで! レオナルド・ディカプリオの桁外れな不動産遍歴
オスカー俳優で人気スター、そして、熱心な環境保護主義者として知られるレオナルド・ディカプリオ。その推定純資産は3億ドル(約450億円)と言われるだけに、これまで数々の不動産を購入・売却してきました。現在はカリフォルニアの広大な屋敷とニューヨークのエコフレンドリーなアパートを2つ所有しているというレオナルド・ディカプリオが、過去に売買した華麗なる豪邸の数々をご紹介します。
1990年代:ハリウッド・ヒルズの豪邸(400万ドル)
カリフォルニア生まれのディカプリオが最初に購入した高額な不動産がロサンゼルスのハリウッド・ヒルズにあるのは、当然と言えば当然。実際は隣り合う2つの物件からなるもので、一方はポップスターのマドンナから250万ドル(約3億8,000万円)で購入しました。Realtor.comによると、1994年にもう一方を購入したことにより、トータルで400万ドル(約6億円)に。Mansion Globalによると、5エーカー(約6,000坪)を超える敷地は、現在5区画に分けられているそう。バスケットボールコートを造るなどの大幅なリノベーションをし、近隣住民から訴えられたこともありましたが、この家は主に娯楽目的で使用しているよう。『華麗なるギャツビー』で共演したトビー・マグワイアに貸し出したり、2020年の大統領選挙のビューイングパーティに使ったりしたことが知られています。
1998年:マリブの豪邸(160万ドル)
映画『タイタニック』の成功からまもなく、24歳だったディカプリオは、マリブに160万ドル(約2億4,000万円)の屋敷を購入します。ビリオネアズ・ビーチ沿いのゲート付きコミュニティの中にあるこの建物は1951年に建てられたもので、延べ床面積は約163平方メートルに寝室3つ、バスルームが2つ。オーシャンビューが楽しめる床から天井まである窓、広々としたデッキや中庭が特徴です。 ディカプリオは2012年にこの家を貸し出すことにしましたが、2016年に1,095万ドル(約16億6,000万円)で売りに出します。2017年には再び月2万5,000ドル(約380万円)で貸し出されましたが、2021年には1,030万ドル(約15億6,000万円)で売却されました。売却が決まる数ヶ月前、ディカプリオの元インテリアデザイナーのミーガン・ウィーヴァーがポッドキャストBehind the Velvet Ropeで語ったところによると、この家はかつてタイタニック風のインテリアや記念品で埋め尽くされていたのだとか。感じのいいディスプレイだったそうで、こうしたものを飾ったのは、息子が主演した映画にインスパイアされた、ディカプリオの母親だと考えていたようです。