高島彩 フジ時代「足にいくつもの発疹」「毎日コンシーラー重ねて…」 苦しんだ病を告白
元フジテレビでフリーアナウンサーの高島彩(45)が、29日の「世界乾癬デー」に合わせて公開された疾患啓発動画に出演。自身の経験談を語った。 【写真あり】長女の運動会に色とりどりの豪華なお弁当を作った高島彩 今年1月に出演したテレビ番組で、乾癬にかかったことがフジテレビ退社のきっかけになったと明かしていた。今回、製薬会社「アムジェン」の乾癬疾患啓発活動のアンバサダーに就任。動画で「乾癬治療に飲み薬があることを知らなかった」と語り、治療にさまざまな選択肢があることを紹介した。 また文章でもメッセージを寄せ、「20年ほど前ですかね。仕事が忙しくて深夜まで働く日が続いていた頃、乾癬を発症してることが分かりました。足にできるいくつもの発疹。気づかれないかなと不安になりながら、毎日コンシーラーを重ねてカメラの前に立っていました」と不安を抱えながら番組出演を続けていたことを明かした。 「初めはコントロールできない症状に戸惑いましたが、病院の先生とコミュニケーションを取りながら体に合った治療法をいっしょに探していくことで症状が少しずつだけど良くなっていって。ワンピースを何も気にせずに着られるようになった時はすごく嬉しかったのを覚えています」と自分に合った治療法を見つけ、症状が改善したことを振り返った。 2009年にフジテレビを退社してフリーに転身。「ゆず」の北川悠仁と11年に結婚し、14年に長女、16年に次女を出産している。「その後も、2人目の産後は一時的に症状が強く出たり、今でもたまに症状が出たりするけれど、自分に合った治療法が分かっていることが、わたしの心と体をすごく支えてくれています」とした。 「だからもし、治療に踏み出せなかったり、良くなることを諦めてしまっている人がいるなら先生に相談してみて欲しい。今なら私が発症した頃にはなかった、たくさんの治療の選択肢が生まれている。飲み薬。塗り薬。注射。きっと、あなたに合った治療が見つかるはずだから」と呼びかけた。