秋季4強選出 強さ際立つ九州国際大付 選抜高校野球 九州選考経過
第94回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会が28日、オンラインで開催された。九州地区からは、九州国際大付(福岡)=11年ぶり3回目▽大島(鹿児島)=8年ぶり2回目▽有田工(佐賀)=初出場▽長崎日大=23年ぶり3回目=の4校が選ばれた。 【あのドラ1も】昨年センバツからプロの扉開いた選手たち 九州大会の4強が順当に選ばれた。優勝した九州国際大付は九州大会の準々決勝、準決勝をコールド勝ち。大島との決勝も12―6と大勝するなど強さが際立った。エース左腕・香西、強打の捕手・野田を中心に投打のバランスが良く、九州大会の全4試合を通じて無失策の堅守も評価された。準優勝の大島は左腕の大野が九州大会1回戦の引き分け再試合を含む3試合を完投。準決勝では打線が最大5点差を逆転するなどの粘り強さも認められた。 4強の有田工は九州大会1回戦、準々決勝を完封した右腕・塚本の投手力などが評価されて3番目。4強の長崎日大は強力打線に加え、右腕の種村、左腕の川副の二枚看板が強みと判断され4枠目をつかんだ。