【陸上】北口榛花が2年連続アスリート・オブ・ザ・イヤー受賞 「夢の70mに向かって頑張っていきます」 パリ五輪で日本女子フィールド種目史上初の金メダル
◇陸上・アスレティックス・アワード2024(19日、都内) やり投げの北口榛花選手が2年連続でアスリート・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。 【画像】パリ五輪やり投げで金メダルを獲得し、喜びを爆発させた北口榛花選手 北口選手はパリ五輪で日本の女子フィールド種目初の金メダルを獲得すると、ダイヤモンドリーグファイナルでも2連覇を果たす大活躍を見せました。 競技成績のみならず、「競技に向かう真摯な姿勢に加え、飾らない明るいキャラクターで、世界中にインプレッションを与えたこと」も評価されて、2年連続でのアスリート・オブ・ザ・イヤー受賞となりました。 「昨年に引き続きアスリート・オブ・ザ・イヤーに選んでいただけてとてもうれしく思います」と受賞の喜びを語った北口選手。 一方で「競技成績は今年もすごくうれしい結果ばかりだったのですが、今シーズン通してすごく苦しくて、できればこのような1年はもう2度と来なくていいと思うくらいの1年だった。周りの方々のおかげでなんとか五輪にも出られて、なんとか最後までダイヤモンドリーグも回ることができました」と苦悩も明かしました。 北口選手はこれまで数々のタイトルを手にし、「目指すものがないのではとか心配されていますけど、全然そんな心配はいらなくて、ただただもっとやりを遠くに飛ばしたいという気持ちで、夢の70mに向かって頑張っていきます」と意気込みを語りました。