わずか1年でフェイスリフト!さらにパワーアップされた新型BMW「M2」に関する全ての情報!
パワートレイン:改良型M2のパワーがさらに向上
460馬力はコンパクトスポーツカーとしては十分すぎるパワーだが、排気量3リッターの直列6気筒ツインターボエンジン「S58」は出力を20馬力向上させ、最高出力は480馬力となった!
しかし、最大トルクは550Nmのままである。オートマチックトランスミッションのM2を選ぶと、最大トルクはさらに600Nmまで上昇する。 これらの値により、0-100 km/h加速は4.0秒(オートマチックトランスミッション)または4.2秒(マニュアルトランスミッション)で、0-200km/hまでは、オートマチックトランスミッションのモデルで12.9秒、マニュアルトランスミッションのモデルで13.7秒。0-200 km/hはそれぞれ0.6秒向上している。最高速度は最終的に250km/hに達する。ただし、オプションのMドライバーズパッケージを選択した場合、最高速度は285km/hまで向上する。
特別なオイルポンプ
BMW M GmbHは、このクルマが誰のために、あるいは何のために作られているのかを熟知しており、非常に高い負荷がかかった状態でも確実に機能するよう設計された特殊な冷却システムや、ドリフト走行状態でも問題なくオイルが供給されるよう設計されたマップ制御式オイルポンプなどの機能が、その証となっている。
装備:カーボンファイバー製バケットシートも個別に設定可能に
インテリアでは、ステアリングホイールが変更されている。ステアリングホイール下部は平らになり、スポークも新しいデザインになった。赤い12時のマークが、ステアリングホイールに典型的なスポーティさを与えている。オプションでアルカンターラ巻きも用意されている!
さらにスポーティなシートがお好みの方には、Mスポーツシートに加え、カーボンファイバー製バケットシートも用意されている。さらに、今回のマイナーチェンジでは、軽量シートも個別に設定できるようになった。従来は、Mレーストラックパッケージでのみ選択可能だったものだ。 インテリアトリムもカスタマイズ可能となっている。ダークグラファイトマットフィニッシュが好みではない人は、アルミニウムロンビクルアンソラサイト、Mカーボンファイバー、アルミニウムファインフィニッシュも選べる。 「BMW M2」は本格的なスポーツカーだが、もちろん快適性も重視されている。3ゾーンオートマチックエアコン、ナビゲーションシステム、アンビエントライティング、Apple CarPlay、Android Auto、BMWライブコックピットプラスが標準装備されている。
結論
魅力的なキャラクターを持つコンパクトスポーツカーは、ますます少なくなっている。しかし「M2」によって、BMWはこのクラスを維持しようとしている数少ないブランドのひとつとなった。20馬力の性能向上とマニュアルギアボックスの維持は、ファンにとって喜ばしいことだろう!
Kim-Sarah Biehl