『光る君へ』次回予告。必死の形相で「左大臣には従うな…」と告げる伊周。隆家の頬に涙が。敦康が手を握ると動揺する彰子。そして泣きじゃくるまひろを前に「みんなうまくいくよ」との弟・惟規の声が流れ…
◆『光る君へ』次回予告 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第38回の「まぶしき闇」が10月6日に放送。 次回の『光る君へ』あらすじ。中宮・彰子が二人目の皇子を出産。道長は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始めて…<ネタバレあり> その最後に流れた第39回「とだえぬ絆」の予告が話題になっています。 *以下、第38回の「まぶしき闇」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「まぶしき闇」あらすじ まひろの元にききょう(ファーストサマーウイカさん)が訪ねてきて、亡き后・定子の思い出を綴った「枕草子」から一条天皇(塩野瑛久さん)の関心を奪ったまひろの物語への思いを打ち明ける。 その後、まひろは物語の次の構想を練り始めるが、道長(柄本佑さん)から新たな提案を受け…。 一方、中宮・彰子(見上愛さん)と親王に対する呪詛の形跡が見つかり、伊周(三浦翔平さん)の関与が明らかに。天皇は道長に相談して処分を検討するが…。
◆次週予告 *以下、本編直後に流れた次週予告 「これから先は私がお世話申し上げます」 と語る藤原伊周の弟・隆家。その頬に一筋の涙。 涙ぐむ清少納言ことききょう。 床に伏せながら、絞りだしたような声で 「左大臣には従うな…」 と長男・道雅へ告げる伊周。
◆「左大臣様はご存じなのか?」 何かに気づき、焦る一条天皇。 「いかがされましたか?」と問う藤原行成。 道長が「一日の猶予もならぬ!」と行成へ告げる。 まひろが廊下を歩く背後に 「左大臣様はご存じなのか」 とのまひろの父・為時の声が流れる。
◆「この密通のせいだったのだ」 まひろの声で「いつもと違うご様子もこの密通のせいだったのだ」という一節が読まれる。 舞いを見せる、三条天皇の皇子・敦明(あつあきら)親王。 そして中宮彰子の手をしっかりと握る敦康親王。 対して彰子は一瞬、動揺した様子を見せる。 「賢子と私の仲もいずれよくなるってこと?」 と問うまひろの声を背景に、裳着の儀式を行う成長した賢子。 その表情はかたい。
◆「みんなうまくいくよ」 まひろの局にて、まひろと並んで月を眺める弟・惟規 (のぶのり)。 惟規をしっかりと抱きしめる乳母のいと。 そして「みんなうまくいくよ」との惟規の声が流れる。 「惟規! 惟規!」 と為時との声を背景に、なぜかまひろは泣きじゃくり――。 ーーー 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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