【全日本大学女子駅伝】初出場の帝京科学大が１２位で富士山女子駅伝の出場権獲得…清野純一監督「みんなが頑張った」
◆報知新聞社後援 ▽第４２回全日本大学女子駅伝対校選手権（２７日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着＝６区間３８・０キロ） 今大会唯一の初出場チームだった帝京科学大が大健闘の１２位だった。１２位以内に与えられる全日本大学女子選抜駅伝（１２月３０日、富士山女子駅伝）の出場権も獲得し、４区の山口あずさ主将（４年）は「みんな結構緊張していたんですけど、最後はやっぱり全員でこの舞台を楽しもうって。最後まで全員で戦い抜くことが出来たから、富士山（の出場権）もゲットできた。楽しかった」とすがすがしい表情だった。 チームを急成長させた就任２年目の清野純一監督は、「１２位まで届くか届かないかっていう感じだった。レースの途中くらいから背中が見えてきた感じ。みんなが頑張ってくれた」と笑顔で選手らをたたえた。 ２０１８年の創部から全国出場にも遠かった帝京科学大が今年、大きな一歩を踏み出した。今大会出場メンバーでは、１年生３人を含めて５人がチームに残る。清野監督は「この景色を見られた。また１年間頑張ろうって思えたら、価値ある初出場になったんじゃないかな」とうなずいた。
報知新聞社
