初登板で164キロマーク MLB全体1位ルーキーが衝撃のメジャーデビュー
◇MLB パイレーツ10-9カブス(日本時間12日、PNCパーク) パイレーツ注目のルーキー21歳のポール・スキーンズ投手がMLBデビューを果たしました。 【画像】力投をみせるポール・スキーンズ投手 2023年のMLBドラフト全体1位で入団したスキーンズ投手は初球、101マイル(約162キロ)の剛速球を披露するとフルカウントから6球目、162キロのストレートをアウトコースに決め空振り三振を奪います。 さらにこの日けがから復帰した2番・鈴木誠也選手に対しては2球で追い込むとアウトコースへのスライダーで三球三振。3番・ベリンジャー選手に対してはフォアボールで出塁を許しますが、この日最速の101.9マイル(約164キロ)をマークします。 2回はフォアボールとヒットで1アウト満塁のピンチを背負いますが、9番・ゴームズ選手をストレートで見逃し三振、1番・トークマン選手をセカンドゴロとし、ピンチを切り抜けました。 その後、ソロホームランで1点を失いますが味方の援護で6-1とした5回、先頭にツーベースヒットを打たれると続く2番・鈴木選手に内野安打を許し、ノーアウト1塁・2塁としたところで降板、その後のマウンドを受けた投手が連続フォアボールで失点し、スキーンズ投手に2失点が記録されました。 5回途中7奪三振で84球のうち100マイル以上が17球という強烈なインパクトを残したスキーンズ投手。勝敗はつかなかったものの本拠地のファンの前で強烈なメジャーデビューを果たしました。