アルピコホールディングス 東証スタンダード市場に上場
長野県松本市に本社 流通、運輸、観光の各事業強化
アルピコホールディングス(HD、松本市)は25日、東京証券取引所スタンダード市場に上場した。市場で調達した資金を流通や運輸、観光の各事業の強化に充て、信用力や知名度を向上させる。 【写真】東京証券取引所の青克美・常務執行役員から上場通知書を受け取るアルピコホールディングスの佐藤裕一社長
長野県内でスーパーや鉄道、バス事業を展開
この日は東証で上場通知書の贈呈式が開かれ、東証の青克美・常務執行役員からアルピコHDの佐藤裕一社長が通知書を受け取った。 同HDは県内でスーパーを展開するデリシア(松本市)、鉄道やバスを運行するアルピコ交通(同)、ホテルや旅館を経営するアルピコホテルズ(同)などを傘下に持つ。2024年3月期の連結売上高は996億2千万円。
サンクゼール以来
県内企業の新規上場は、22年12月に東証グロース市場に上場したサンクゼール(上水内郡飯綱町)以来。